水質基準に関する省令では塩素酸の基準値が「0.6mg/L以下」と規定されています。また、水道施設の技術的基準を定める省令では水道用薬品の評価基準値として、塩素酸は「0.4mg/L以下」と規定されています。次亜塩素酸ナトリウムを長期間貯蔵すると、その分解により塩素酸が生成し、塩素酸濃度の上昇が起こることがあります。特に高温化での貯蔵によって次亜塩素酸ナトリウム分解および塩素酸生成が促進されます。
【塩素酸対策と関係するリスク】
他の水と同様、遊離残留塩素の測定は欠かせません。状況によっては連続測定を実施する必要があります。また、井戸水の場合に生じやすい結合塩素ではなく、遊離残留塩素を確保することが必要であり、そのためには水質によって異なる塩素要求量を認知しておくことが前提です。
当社は、COOL ZIA<クール・ジア>と称して、ピューラックスをはじめとする次亜塩素酸ナトリウムや当装置などによって、個々に異なるお客様の施設に対応したご提案をしていく、オーヤラックスならではの塩素酸対策の取組みを積極的に展開しております。
公益社団法人日本水道協会(=JWWA)が定める品質特級製品。 初期塩素酸濃度が低く、水道用薬品の評価基準値を大きくクリア。
こちらの製品の詳細につきましては、大変お手数をおかけして申し訳ございませんが、オーヤラックスまでお問合せ下さい。
塩素酸量を極力抑制することを目的として、薬液タンクと冷却装置の組み合わせによって次亜塩素酸ナトリウムを20℃以下に温度管理するユニット。
●次亜塩素酸ナトリウム・冷却ユニット
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