手洗い設備を整えて清潔保持することが
手洗いの励行につながります。
給水栓はハンドルを直接手で操作しない構造のものの方が交差汚染の心配がなく衛生的です。
なお、石けん、ペーパータオル、殺菌液等は定期的に補充し、常に使用できる状態にしておくことが大切です。
近年起きている食中毒の原因として最も多いのはノロウイルスとカンピロバクターです。さらに、サルモネラや腸管出血性大腸菌も合せてどれにも共通しているのが「少ない数で食中毒を起こす」という点です。
ノロウイルスは10~100個で感染するといわれており、食品に付いてしまえば食中毒が起きてしまいます。
食中毒予防の3原則「付けない、増やさない、やっつける」に則って、細菌やウイルスを食品や器具類に「付けない」ために、手洗いの徹底はとても重要です。